TK@wm1a

オーディオ関連のレビューを適当にしています。

NICEHCK NX7 MK3 レビュー

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NICEHCK NX7 MK3のレビューです。

初ブログ、初記事なので不手際はご容赦ください。

色々な先人たちのブログを見て見様見真似をしています。

※僕の耳はポンコツです。個人の感想なので人によって感じ方は異なります。

 

Aliexpressにて12,707円で購入しました。

2020年9月17日に注文、10月5日に届きました。

 

付属品は以下の通り。

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  • ケーブル
  • フィルター(青、赤、黒)
    ※青(バランス)、赤(中高音重視)、黒(低音重視)
  • イヤピース
  • ドライバー(フェイスプレート交換用)
  • 交換用フェイスプレート(赤、黒)
  • ケーブルタイ
  • 予備のネジ

 

良いところ。

  • 16芯銀メッキ線と高純度銅線のミックスケーブルが付属。
  • 付属しているイヤーピースが豊富。
  • ケースが前作よりも使いやすくなりました。
  • 2DD+4BA+1C構成。
  • フェイスプレートが交換できる。
  • フィルター(3種類)を交換できる。
  • 購入時にプラグを3.5mm、2.5mm、4.4mmから選べる。

良くない(?)ところ。

 

 今回は3点に注目して書きたいと思います。

  1. 外観、装着感
  2. 音質
  3. NX7PROや他のイヤホンと比較

 

1. 外観、装着感

2DD+4BA+1Cという二郎系ラーメンもびっくりてんこ盛り構成の本機ですが、イヤホン筐体は他の多ドライヤホンに比べて小さい方だと思います。装着感は良好で、付属のケーブルも非常にしなやかです。イヤピースについては、残念ながら付属のもので僕に合うイヤピは無かったので、以下は長楽Mを使用しての感想です。

外観はNX7PROのメカっぽい印象から落ち着いた印象になりました。ロゴに関しては意見が分かれるかなーと…。個人的にはNX7PROのメカっぽい感じは非常に好みで、赤いフェイスプレートに変更してずっと愛用していました。

Aliexpressの商品ページにも記載されていますが、フェイスプレートを交換するときはネジを締めていって、当たったところから無理に力をかけてはいけないです。ネジを受ける側は樹脂なのでネジ穴を舐めるか、最悪筐体が割れてしまうかもしれません。

 

2.音質

音質はかなり良いと思います。非常に解像度の高いキラキラサウンド弩級の高解像度イヤホンだと感じます。NX7はシリーズを通して高解像度であり、基本的に中高音寄りである場合が多いですが、MK3は前作よりもバランスが良くなっています(それでも高域が強いですが)。音の一つ一つの粒が細かく、さらに緻密な音の輪郭がハッキリとしています。MK3は音数の多い曲でもしっかり分離して聴くことができると思います。

商品ページによると、BAがより高コストのものに変更されているようです。そのお陰か中高音域の解像感は目の覚めるようなものがあります。

フィルターを変えて遊んでみました。お気に入りは黒フィルター(低音重視)。中華ハイブリッドらしいメリハリのある音になり、高音の強さもある程度和らぎます。PROでは低音重視のフィルターにすると解像感が落ちてしまい、イマイチでしたが、逆にMK3は少し解像度を落としてバランスを取るくらいが丁度良く感じます。

青フィルター(バランス)も好む方は多いと思います。赤フィルター(中高音重視)は僕には合いませんでした。流石に高音がキラッキラ過ぎて音楽どころでは…(^_^;)

ちなみにPROのフィルターがそのままMK3にも使えます。恐らくフィルター自体は色が変わっているだけな気がします。もしかしたら仕様が変更されているかもしれませんが、僕の耳ではわかりませんでした。

基本的には、なんでも聴ける器用さを少しは持った気がします。しかしやっぱり明るめの曲調の音楽が合います。電子音楽、ロック、ハウス、アニソンなど。硬質なサウンドなのでジャズやクラシックは悪くないですが、もっと良い選択肢があるように思います。

 

・おすすめ曲(是非お手持ちのイヤホンでも聴いてみてください)

 

3.NX7PROや他のイヤホンなどと比較。

今回1万円ぐらいで用意したのは以下のイヤホン。

まずは前作、NX7PROとの比較。

明らかにMK3の方が音は良くなってます。ケーブルもより新しいものへ変更され、ケースもファスナー式ではなくマグネットなので使いやすさは向上しています。しかし、Amazonでの価格差は5000円(ちなみにAliexpressだと2000円くらいしか差はありません)。個人的には聴く音楽が合えば、PROでも満足できる人は多いと思います。

とにかく良い音がいい!(そんな人は中華イヤホン買わないかもしれないけど)って人はMK3の方が良いです。費用は抑えたいけど高解像度の音が聴きたい人は、Amazonのセールを狙えばNX7PROは割と安く購入できたりするので、NICEHCKさんのTwitterをこまめにチェックするといいかもしれません。

お次、SENNHEISER IE40PROとの比較。

個人的に1万円クラスで評価高いイヤホンと言えばコレなのですが、聴き比べると全然違いました。明らかにNX7 MK3の方が解像度が高く、メリハリサウンドです。IE40PROも1DDらしいまとまった音ではあるんですが、それは逆に濁って聴こえるように感じます。IE40PROも良いイヤホンなんですけどね…(ただしケーブル、お前はダメだ)。

最後はCCA CA16。

CA16は中華イヤホンの中では僕の一番好きなイヤホンです。CA16は1DD+7BAのハイブリッドです。CA16も解像度高いイヤホンだと思っていましたが、NX7 MK3は圧倒的でした。装着感はMK3が上。ただし音は好み次第。CA16は音が少し混ざるので、弱ドンシャリの中に若干のウォームさが感じられます。しかし、よーく聴き分けると混ざっているように感じる音も一つ一つ感じることができるんですよね。そしてボーカルはしっかりと分離し、埋もれない。これがCA16が面白いと思っている点なんですが、NX7 MK3は全部キッパリハッキリ分離するので、そういう点はありません。僕の使い分けとしては、ボーカル曲はCA16、電子音楽とEDMはMK3という感じになりそうです。でもEDMならもっと重低音が欲しいという方もいるかも。

 

総評

一言で表すと優等生になって帰ってきたNX7。お財布に余裕のある方、僕のように高解像度の音を好まれる方、高音域の煌びやかさを求める方には良い選択肢だと思います。

 

アフィリエイトリンクではない…はず…。

 てかアフィリンクってどうやるのかわからない笑。